1. 外国人が日本でお金を借りる際に注意すること

今回のテーマは、外国籍でもお金を借りれるのか?についてです。

 

はたして、日本人が受ける審査とどう違うのでしょうか?

それでは、詳しく見ていきましょう。

 

まずは、当たり前の話ですが、日本人と同様、外国人も消費者金融などでお金を借りることが出来ます。

 

もちろん、年収や借金の量などの理由で、審査に落とされることはありますが、それ以外の理由(国籍だけの理由で)審査に落とされることはありません。

ですので、外国人が堂々とお金を借りにいっても、特に問題はありません。

 

ただし、外国人がお金を借りる場合、日本人が揃えるべき書類(免許証や収入証明書など)のほかにも、在留カード(ざいりゅうカード)や外国人登録証明書(2012年7月の法改正で外国人登録制度が廃止されました。現在は、在留カードに移行しています)などの書類が必要になります。

 

在留カード交付申請(在留カードとみなされる外国人登録証明書からの切替え)

HP: http://www.moj.go.jp/nyuukokukanri/kouhou/nyuukokukanri10_00007.html

 

なので、お金を借りるときは身分証以外の書類も忘れずに持っていきましょう。

このように、外国人でも日本人と同じようにお金を借りることは出来ますが、その際、ひとつだけ注意しておくべき点があります。

 

それは、「消費者金融ではなく銀行でお金を借りる場合は、審査のハードルが上がる」ということです。

 

金融機関がお金を貸す際、何よりも重視するのは安定性です。

信頼があるから、その人にお金を貸すことが出来るのです。

 

外国人の場合、そのうち国に帰ることになるかもしれないので、この安定性の面で若干不利にはたらきます。

なので、審査の際にも厳密に審査されることになります。

 

消費者金融の場合、条件を満たしていれば外国人でも日本人同様お金を貸してくれますが、金融機関(銀行)の場合はこの限りではありません。

永住権を持っていない外国の人がお金を借りるなら、消費者金融がいいでしょう。

2. 外国籍の人がお金を借りる際の必要書類と審査基準

外国籍を持っている人でも日本で生活していると急な出費にお金が必要になる時があります。

はたして外国人は日本の金融会社でお金を貸ることができるのでしょうか?

Q: お金を借りるために最低限必要なことは?

A: 日本の会社で審査や契約をするためには、日本語の読み書きが必要です。

契約をするときに読み書きができないと契約書の内容を正しく理解できず契約を結ぶことができません。

 

Q: 必要書類はなに?

A: 外国人の場合は必要書類の種類も違ってきます。

本人確認の書類(運転免許証や健康保険証、パスポート)とは別に外国人登録証明書や在留カード、特別永住者証明書などが必要です。

外国人の場合、日本での永住権を持っていないとほとんどの場合審査が通りません。

いつ国外に行ってしまうかわからないため永住権を持っている人にしかお金を貸さないという会社の規定があることが多いのです。

 

Q: 審査の基準を教えて

A: 審査の基準は会社によって違いますし、それぞれの会社は審査基準を公表していません。

もし審査が断られる場合でも「当社の規定により~」といわれ何がいけなかったのかは絶対に教えてくれません。

 

これはお客様に審査の内容についてお答えしてはいけないという決まりがあるためです。

年収や信用情報などを元に審査をするため、借りられるかどうかは審査を受けてみないとわかりません。

 

審査を受ける上で注意が必要なのは、何件も同時に申し込まないということです。

審査をするときに信用情報機関というところに照会をかけるのですがが、照会をした記録は残り会社は当日照会がされているかどうかも確認します。

 

照会されていれば〇日以内〇件以上は断りというように規定があります。

申し込むときは一件ずつ審査を受けましょう。

3. 銀行と消費者金融の借り入れ条件の違いは?

外国人(籍)であっても、カードローンを組むことができます。

つまり、お金を借りることができるのです。

 

しかも、それはいわゆる高利貸し系の消費者金融だけかと思いきや、一般的にある銀行でもお金を借りることはできるのです。

ただし、外国人(籍の人)がカードローンを組む際には、銀行でのケースと、消費者金融でのケースとでは、申込み条件が異なってきます。

 

想像できるかと思いますが、銀行でお金を借りる場合、外国人の方は日本人の場合よりも条件は厳しくなるということを覚えておきましょう。

 

例えば、メガバンクである三菱東京UFJ銀行みずほ銀行、それに話題のイオン銀行楽天銀行などでは外国人にカードローンを組めるようなシステムを採用しています。

 

そして、1番重要なことが、日本に永住許可を受けている外国人のみがこの対象となるので、この時点でちょっとハードルは高くなってしまいますが、それでも外国籍の人にお金を貸すことができる金融機関です。

 

また、消費者金融の場合は、銀行とは異なり、外国人であったとしても、日本人と同じような条件を適用してくれるというのがポイントで、これによって、お金が銀行よりも借りやすくなっています。

永住許可を受けていない方であっても、外国人登録証明書や在留カードを持っていれば借りられる消費者金融も結構あるので、そういった所を探してみましょう。

ちなみに、それなりの収入がどちらのケースも必要になるということは念頭に入れておきましょう。

4. 【疑問解決】永住権を持ってなくても借りれるの?

外国人の場合においても、基本の申し込み条件は日本人と同じです。

20歳以上で安定した収入があることが条件となります。

 

ただし、外国人の方の場合、在留期間が十分に残っていることが重要なポイントとなります。

借りたお金をしっかり返済できる期間が必要となるからです。

 

そのため、銀行カードローンを利用する場合は、永住許可があることが条件となっています。

 

なので永住権がない外国人の方の場合、それが必須条件となっている銀行系のカードローンには残念ながら申し込めません。

 

ですが、消費者金融のキャッシングサービスなら利用できる可能性があります。

 

ちなみに プロミス や、アイフルアコム などの消費者金融会社では、個人確認書類となるパスポートなどの他に、在留カード特別永住者証明書の提出が必要となっています。

 

ただし審査において永住権がないことは、マイナス評価となります。

ですが、複数年同じ会社で働いている、安定した収入も得ている、在留期間も十分残っているといった状況であれば、十分に審査を通過できる可能性があるでしょう。

5. 外国人の本格的な資金調達~住宅ローン編~

お金を借りる目的には、大きく分けて二つの目的があります。

一つ目は、不動産の購入のため、もう一つ目は事業用資金の調達のためです。

 

最も一般的で、多くの人が経験するのが不動産の購入のための借り入れではないでしょうか。

不動産の購入といっても、住宅の購入もあれば投資用物件の購入もあると思います。

 

住宅の購入のために借り入れを起こすことは、特に珍しいことでなありません。

多くの日本人の方が普通にやっていることです。

 

さてここからが本題、外国人が不動産を購入するためには何か違いがあるのでしょうか?

 

まず、前提として、20年ほど前までは、外国人が不動産を購入することが禁止されていました。

今でもも同様に禁止している国はいくらでもあると思います。

 

それはで不公平だということで、当該制限が撤廃されたわけですが、これについては、不動産の売買契約を交わすことができるようになっただけで、その資金調達手段である住宅ローンに関する規制が緩くなったわけではありません。

もちろん、手元資金で購入できる層にとっては非常に大きな法改正でした。

 

通常の方は、住宅ローンを組んで不動産を購入する訳ですが、この審査については、絶対的な条件があります。

それは、「日本国籍の取得」です。

 

従って、日本の国籍のない外国人は住宅ローンを組むことはできません。

国籍がある場合、通常の日本人と同様の審査を受けることができます。

 

ただし、外資系企業勤務で、海外転勤が予定される場合等、通常20年から35年にわたる長期返済が出来ないと予測される場合はこの限りではありません。

通常の審査を受ける場合は、自分の収入額から手取りを計算し、年間返済額がその手取りの20%以内の場合、審査を通過することが多いです。

所得が高額な方は、もう少し返済割合が高くとも審査通過できると思います。

 

筆者の経験上、同じ手取りでも、事業所得から生じたものである場合、不安定であるとの理由で、厳しく評価されることがあるようです。

 

この場合は、ローンを組む5年程度前から、確定申告書の体裁を整え借り入れに備えるとよいと思います。

 

さて、これ以外の借り入れについてですが、投資用不動産の購入のための資金調達、事業用資金の資金調達は、その事業性、返済計画が非常に重要になり、日本人である場合との差異は住宅ローンに比べて小さいかもしれません。