1. コスパ最強の身分証明書が登場しました
こんにちは。
今回のテーマは、免許証がなくても、お金を借りれるのか?です。
お付き合い、宜しくお願いします。
お金をカードローンで借りる際、小額なら保証人なし・収入証明書なしでも融資を受けることは可能です。
ですが、銀行や消費者金融も慈善事業ではないので、「借り逃げ」されることだけは避けなければいけません。
どこの金融機関でお金を借りる際にも、「本人が本人である証」をはっきりさせておく必要があるわけです。
そのため、本人確認として顔写真入りの身分証の提示が前提条件となってきました。
(顔写真なしの身分証明は別途、追加書類が必要になることがあります)
現代では、多くの人が車を所有しているので、運転免許証を本人確認の証として提示する人が最も多いです。
でも、若い世代では車に乗らない人も増えてきましたね。
ここで素朴な疑問。
運転免許証もパスポートも取れない人はどうすればいいのでしょう?
大丈夫なんです。ご安心ください。
日本政府はそういう人のために、住基カードやマイナンバーカードを作り出しました。
ここ最近までは、顔写真入りの身分証として住基カードだけでは弱いので、住基カードを本人確認として証明したい人は、住基カードに加え、住民票や自分支払いの水道料金や電気料金などの公的確認書類が必要でした。
(マイナンバーカード移行に伴い、住基カードの発行は平成27年12月で終了となります)
2016年に本人確認としてはコストパフォーマンス最強のマイナンバーカードが誕生しました。
顔写真入りの身分証を持っていない人は、顔写真入りのマイナンバーカードを作っておけば、いざという時にお金を借りることができるようになります。
・地方公共団体情報システム機構(J-LIS)にカード申請
また、健康保険証も有効な証明書となりえます。
ただし、健康保険証も住基カードのように、これだけでは本人確認としては弱いので、別途書類が必要になることがほとんどです。
何らかのお金がかかわる物事では、年々本人確認が厳しくなっているのが現状なので、顔写真入りの身分証は1つは必ず持っておくべきだと考えます。
2. 免許を持っていなくても…実はお金は借りられるんです!
高校を卒業する時に運転免許証を取得する人は多いですが、中には取らないままに社会人になり…というケースも少なくはありません。
キャッシングをする時、基本は運転免許証が必要になることが多いですが、実は運転免許証無しでもキャッシングできないわけではないんです。
それでは、免許証無しでキャッシングする方法について詳しく見ていきましょう。
■免許証無しでもOK=身分証明書無しで借りれるわけではない
免許証無しでもOKというのは、身分証明書無しでもOKという意味ではありません。
運転免許証同様の身分証明書、があってこそ、キャッシングできるようになります。具体的に何が必要かというと
① 健康保険証(顔写真付き)
② パスポート
これらの2つのどちらかがあれば借りられる場面は多いでしょう。
ただ、健康保険証(顔写真なし)は最近厳しくなってきました。(あとで詳しく解説します)
ここで重要なのは、有効期限内である、ということと、現住所が今の住所と同じになっている、ということ。
健康保険証、パスポートも持っていない…という場合は、他の身分証明書でも借りられる場合があります。
ただ、基準については各々の銀行やカードローン先で異なるので。確認した後で申し込みに行きましょう。
① 印鑑証明証書
② 住民票
③ 運転経歴証明書(免許を自主返納した人が申請で発行される証明書)
④ 住民基本台帳カード(平成27年12月をもって発行・更新終了)
⑤ 個人番号カード(マイナンバーカード)
ちなみに、マイナンバーカードは通知書ではなく写真入のものを指します。
ただマイナンバーカードで借りられるところは、まだかなり少ないので事前の確認が必要です。
また、これらの証明書は効力的にやや弱いので…複数必要になる場合もあります。
やはりパスポートか健康保険証が有力ですね。
運転免許証を持っていない場合は、パスポートを持っておくと後々いろんな場面で役立つことが多いでしょう。
3. 健康保険証を使う際には注意が必要な理由
結論から言いますと、運転免許証を持っていなくても、カードローンを利用することは可能です。
申込みの際に提出する本人確認書類としては、運転免許証の他、健康保険証やパスポート、住民基本台帳カード、マイナンバーカードでも行えます。
ただし現在は、住民基本台帳カードの新規発行と更新がストップしていますのでお気を付けください。
それ以外の書類を提出する方がスムーズかもしれません。
また、健康保険証を提出する際にも注意が必要です。
2016年10月1日に法改正が行われたことで、顔写真のない書類では本人を証明するのに弱いとされ、別の書類の提出を求められるようになったからです。
顔写真のない健康保険証を本人確認書類とする際には、公共料金の領収書や住民票の写しなども追加書類として求められます。
【チェック】顔写真のない保険証の場合に必要な追加書類
① 公共料金の領収書
② 住民票の写し
具体的に言いますと、プロミス や アコム 、アイフル といった大手消費者金融会社は健康保険証の場合、追加書類が必要です。
追加書類の手間を考えると、顔写真付きのパスポートを持っているのであれば、そちらを提出する方がスムーズでしょう。
とは言え、まだ法律が改正されたばかりなので、すべての金融機関がこうした追加書類を必要としているわけではありません。
今のところ、三菱東京UFJ銀行 、三井住友銀行 、みずほ銀行 といった大手の銀行カードローンは、健康保険証のコピーのみでもOK(2017年1月現在)となっています。
この他、本人確認書類と現住所が異なる場合も追加書類が必要です。
住民票の写し、公共料金の領収書など、氏名と現住所が記載されている書類の提出します。
本人確認などの書類のコピーは、書類内容が鮮明に読み取れるものを用意しましょう。
書類の一部分が欠けていたり、不鮮明になっていると受け付けてもらえません。
カード型の健康保険証の場合、表面だけでなく裏面も撮影して提出する必要があります。
また最近では、スマホなどで撮影した画像を送信して提出することもできます。撮影時には、フラッシュで白トビしないよう注意しましょう。
4. 信用度が高い健康保険証もありますよ
お金を借りる際に必ず必要となる審査ですが、その際に準備しなくてはならないのが身分証明書です。
中でも運転免許証は顔写真が付いていることとデータベースを警察で管理していること、そして定期的な更新を行わなければならないことから最も信用される書類となります。
【チェック】運転免許証が一番信用される理由
① 顔写真が付いている
② データベースを警察が管理している
③ 定期的な更新が行われている
ただし、運転免許証のみが身分証明書となるわけではなく、変わりになるものを提示することができればカードローンの審査を受けることが可能です。
たとえば顔写真は付いていませんが、公的な証明書として効果があるのが健康保険証です。
同じ健康保険証でも社会保険証や、公務員共済健康保険証など、勤め先が発行している保険証の場合は在籍確認も同時にできるために比較的審査が通りやすいとされています。
逆に国民健康保険証の場合には信用度が低く、加えて印鑑証明書、住民票、または公共料金の領収書などをプラスして提出を求められることもあります。
なので、申し込みをしたいカードローンでどういった身分証明書が有効であるのか、事前に確認をするようにしてください。
また、運転免許証のように顔写真と住所が載っていますので、パスポートも身分証明書として使えます。
要は「お金を貸してもきちんと返してくれる信用できる人物である」と判断されることが重要です。
必ずしも運転免許証がないからといってお金が借りられないというわけではありませんので安心してください。
5. パスポートの作成料金はいくら?
消費者金融で初めてお金を借りる場合には、審査において公的機関が発行する顔写真つきの書類の提出が求められます。
代表的な書類が、自動車の運転免許証です。
しかし、自動車の運転免許を取得していない方もいらっしゃいます。
そのような方にお勧めできるのは、あらかじめパスポートを取得しておくことです。
パスポートは外務省が発行する旅券ですし、顔写真も付いています。
自動車運転免許を取得するには多くの日数と、数十万円という多額の費用がかかります。
しかし、パスポートは5年間の有効期限なら12,000円、10年間の有効期限なら16,000円で発行してもらえますし、日数も申請してから1週間程度で済みます。
実際、大手消費者金融のプロミスやアイフルでは、運転免許証を持っていない方の場合には、パスポートの提出で問題なしと説明しています。
また、プロミス の場合は、運転免許証とパスポートの両方を持っていない人については、住民票と健康保険証の提出があれば審査手続きに入れます。
さらに、アイフル では個人番号カード(マイナンバーカード)や、住民基本台帳カードの提出でも問題ありません。
なお、新生銀行の レイク でも、運転免許証やパスポートを持っていない場合は、個人番号カード(マイナンバーカード)の提出で大丈夫です。
結論としては、日々、公的な手続きをきちんと済ませている人ならば、身分証明書を用意することについて困ることはないと思います。